「瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々」が初演の幕を開けたのは2014年。
実は、本作の企画のきっかけになったのが、岡野貞一という人物でした。
「ふるさと」「朧月夜」「春の小川」「春が来た」「もみじ」「桃太郎」など多くの唱歌を書いた作曲家なのですが、幾つかの曲は「作者不詳」とされ、岡野貞一が「作曲したとされる」という書かれ方をしています。
何故そういうことになったのか・・・?
その謎をきっかけに本作の企画が始まり、上演にいたったのです。
若くして他界した瀧廉太郎に対し、彼は63歳で亡くなるまで東京音楽学校の教授を務めるなど後進の指導に尽力し、多くの唱歌や学校の校歌を残しました。
岡野貞一さんについても良く知っていただくと、この音楽劇をさらに楽しめるかと思います。
音楽劇『瀧廉太郎とその友人、と知人とその他の諸々』
2024年5月2日(木)〜4日(土)
下北沢・北沢タウンホール
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