本作のタイトル「瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々」。
読みは「たきれんたろうのゆうじん、とちじんとそのほかのもろもろ」。
長いですよね。笑
タイトルに人物名が入ると「タイトルロール」は誰?って話になるのですが、本作で言うと、「瀧廉太郎の友人」がタイトルロールになる感じ。では誰?というとこれが本当に不思議なのですが、見方によっては誰が主役でも舞台として成立してしまうのです。
大久保祥太郎さん演じる岡野貞一でも、音くり寿さん演じる幸田幸でも、それこそ新正俊さん演じる瀧廉太郎でも。(なので、見方を変えて何度も観ていただきたい作品になっております!)
前段が長くなりましたが、タイトルに入っている瀧廉太郎という人物をご紹介します。
23歳という短い生涯ながら、数々の名曲を残した天才作曲家です。東京音楽学校(現在の東京藝術大学)に15歳で入学したことでも、その才の凄さというものがわかるというものです。
・荒城の月
・花
・雪やこんこん
・お正月
・鳩ぽっぽ・・・などなど
数々の名曲を残しながら、彼の晩年は寂しいものだったそうです。
そして死の原因となった結核という病気のせいで楽譜も焼かれてしまうという悲劇が待っているのです。
さらに死後10年後に彼の作品によく似た別の曲が発表されるなど、瀧廉太郎作品に関しては現在も謎となっているミステリアスな部分があります。
もしご興味ありましたら、「瀧廉太郎・都市伝説」で調べてみてください。
音楽劇『瀧廉太郎とその友人、と知人とその他の諸々』
2024年5月2日(木)〜4日(土)
下北沢・北沢タウンホール
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