前回のブログでご紹介したエチュード(即興)ワークショップにて、岡野貞一を演じる大久保祥太郎さん、幸田幸を演じる音くり寿さん、瀧廉太郎を演じる新正俊さんの3人はどんなことを体験したのでしょうか。
本作のオリジナル曲である「柿の実」。前述の3人が言葉とメロディーを交互に紡ぎながら音楽をつくる、なんとも感動的なシーンで歌われる曲ですが(この歌の稽古場映像はご覧いただけましたでしょうか?)、「即興で曲を合作する」ということを実際にやってみたワークショップでの一コマをご紹介します。
※音声のみで失礼します!(前半は声が小さいので耳を澄ませてお聴きください)
お互いの空気を感じながら、数フレーズずつ歌い繋ぐキャストたち。
曲のテーマは何故か「コーヒー」。周りのスタッフもくすくす笑いが止まらなかったのですが、なんと演出の藤倉梓さんが、その曲を楽譜に起こしてくれちゃいました。
なんとも可愛らしい曲「珈琲」。名曲誕生!(笑)
こうしてみると、音楽って本当に時代を映すものですね。
まさに令和の「柿の実」と言えるかもしれません。
音楽劇『瀧廉太郎とその友人、と知人とその他の諸々』
2024年5月2日(木)〜4日(土)
下北沢・北沢タウンホール